Office Excel(関数編)IF関数①

今回は様々な所で応用がきく「IF関数」についてです。

IF関数とは決めた条件にしたがって、条件にあっているとき、条件と違っているときと、それぞれ別の結果を表示する関数です。

ちょっと複雑ですが、よく使われる便利な関数です。

そして、これが理解できると、もっと難しい関数も分かるようになってきますよ。

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IF関数について

  1. IF関数とは「もし対象のセルが○○なら△△と表示し、そうでなければ□□と表示する」というような内容の式です。
  2. 例えば、B1セルに「IF(A1=”りんご”,1,2)」と入力してみます。
  3. この式は「もしA1セルに、『りんご』と入力してあれば『1』を、そうでなければ『2』を表示する」という意味になります。
  4. 「IF」は関数名で「もし」という意味です。
  5. 丸カッコで囲まれている部分は引数になります。
  6. 最初の引数はこの数式の条件を指定しています、これを論理式といいます。
  7. 次の引数は論理式が真の場合に返す値になります。
  8. 最後の引数は論理式が偽の場合に返す値になります。
論理式の途中にある「=」の記号は、その前と後ろをどう比べるかという記号です。
「=」であれば「等しいかどうか」という意味になります。
この部分は「比較演算子」といい、他にも様々な種類があります。

「<>」前の部分と後ろの部分が等しくないかどうか(=の逆)
「>」 前の部分が後ろの部分を超える大きさかどうか。
「<」前の部分が後ろの部分未満かどうか。
「>=」前の部分が後ろの部分以上かどうか。
「<=」前の部分が後ろの部分以下かどうか。

「超える」「未満」は「<」「>」で表されて
「以上」「以下」は「<=」「>=」で表されます。
「<」「<=」や「>」「>=」では判定が変わってくるので、注意して使い分けましょう。
次回はIF関数を使ってどんなことが出来るかを具体的に紹介していきます。

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