文字の効果

 「文字の効果」は、「アート文字」にさまざまな特殊効果を与える機能です。「文字の効果」には、次のような種類があります。

文字の効果の種類

字に影を追加します。

反射

文字が鏡などに反射しているような効果を与えます。

光彩

文字の背景から光を照射したような効果を与えます。

3-D書式

文字を仮想的な立体として変形させて、色々な方向に置くようなイメージになります。

変換

文字列の配置や形を変更します。

文字の効果の操作

 文字に効果を与えるには、まず「テキスト・ボックス」を選択してから、効果の種類を設定するという手順で操作します。

 「文字の効果」の一例として、「変換」機能を使って、円弧に沿うような文字列にしてみましょう。

①「テキスト・ボックス」が選択されていない場合には、「テキスト・ボックス」の枠線をクリックして、「テキスト・ボッ クス」が選択された状態にします。
 「テキス卜・ボックス」の枠線の位置をポイン卜すると、ポインタの形が十字の矢印に変わります。その変わる位置でクリックして、「テキスト・ボックス」を選択します。

 「テキスト・ボックス」が非表示のときに、枠線の位置が分かりにくい場合には、対象のテキストをクリックして枠線を表示させてから、枠線をクリックしてください。

 「テキスト・ボックス」を選択すると、ツールバーに「テキストツール」が表示されます。

②「文字の効果」ボタンをクリックして「変換」をポイントします。「効果」のリストから、変換方法を選んでクリックします。

 図の例では、「変換」の効果から、「上円弧」を選んでいます。

③枠線周囲のハンドルをドラッグして、文字列の「曲率」や「サイズ」を調節あする。
 「枠線」の「縦横比」や「サイズ」に連動して、文字列の表示が変化します。「枠線」の横幅を小さくすると、曲がりが強くなります。

 「枠線」が調節できたら、枠線の範囲外をクリックして、「テキストボックス」の選択を解除します。

効果の取り消し

 「文字の効果」ボタンの各効果のメニューには、設定した効果を取り消す項目があります。
 たとえば、「変換」の効果を取り消す場合は、まず「テキスト・ボックス」を選択してから、「変換」メニューの「変形なし」のボタンをクリックします。

効果を取り消す操作

関連記事

  1. 素早くテーブルの書式を設定する

  2. 文書にイラストを挿入する方法

  3. データの入力

  4. 印刷の手順

  5. テンプレートを使う

  6. 表の行と列を入れ替えて貼り付ける

カテゴリーから探す