Wordですべてのルビを一括で設定する方法を説明します。今回のポイントは以下の4点です。
- フィールドコードの表示
- ルビの大きさをすべて変える
- ルビの位置をすべて変える
- ルビのフォントをすべて変える
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フィールドコードの表示・ルビの大きさを全て変える
ワードのルビはルビボタン設定するのが基本です。しかし、ここからでは文書全体のルビを同時に変更することができません。
「Alt + F9」キーを押します。
フィールドコードが表示されます
「hps○○」と書いてある部分がルビの大きさを指定している部分になります。
上部メニューの「置換」をクリックします。
「検索する文字列」に現在の設定を入力しましょう。ここでは「hps10」を入力します。
「置換後の文字列」に変更後の設定、ここでは例として「hps19」と入力します。
「Alt + F9」キーを押し、表示を元に戻します。
ルビのサイズが全て変わっていれば成功です。
ルビの位置を全て変える
「Alt + F9」キーを押し、フィールドコードを表示します
「up ○○」と書いてある部分がルビの位置を指定している部分です。
上部メニューの「置換」をクリックします。
「検索する文字列」に現在の設定を入力します。
「置換後の文字列」に変更後の設定、ここでは例として「up 20」と入力します。
「全て置換」をクリック後、「Alt + F9」ボタンを押して通常の表示に戻します。ルビの位置が全て変わっていれば完了です。
ルビのフォントを全て変える
「Alt + F9」キーを押し、フィールドコードを表示します
「Font:○○」と書いてある部分がルビのフォントを指定している部分です。
上部メニューの「置換」をクリックします。
「検索する文字列」に現在の設定を入力します。
「置換後の文字列」に変更後の設定、ここでは例として「メイリオ」と入力します。
「全て置換」をクリック後、「Alt + F9」ボタンを押して通常の表示に戻します。フォントが変更されていれば完了です。
ルビのサイズやフォントはお使いの環境で変わってくるので
「検索する文字列」にはご自身で確認していただいた内容を記入してください。
こちらはパソコン操作に慣れた方向けの内容となります。